Snpamaker Originalはエントリーモデルとなっていて、Snapmaker2.0は3Dプリンターのノズルの温度がより高くなっている、掘削ドリルの精度が上がっている、レーザーカットができるようになっているといったハイグレード版となっています。
FAQ(Snapmaker2.0)
設定全般に関して
Snapmaker OriginalとSnapmaker2.0の違いを教えてください。
停電が起きた際には自動停止しますか?
はい。停電が起きた際には、安全を考慮し自動停止するように設計されています。
Snapmaker2.0のタッチパネルは日本語に対応していますか?
Snapmaker2.0のタッチパネルは日本語ベースのandroidOSとなっております。
Snapmaker2.0の操作は直接できますか?
Snapmaker2.0は付属のタッチパネルで操作することができます。
また、PCとSnapmaker2.0をつないで操作することも可能です。
3D印刷からレーザー、およびCNCに切り替えることは難しいですか?
モジュールを固定している4本のネジを外し、X軸に別のモジュールを組み込むだけです。
各種簡単に組み換えることができます。
Snapmaker2.0の組み立ては難しいですか?
Snapmaker2.0は大きく分けて10個のパーツから構成されているモジュール構造のため、購入した際に付属しているテキストを見るだけで簡単に組み立てることができます。
また、組み立てる際のドライバーも付属しているため、お客様側で何か用意していただくものなどもございません。
インターネットに繋がないでSnapmakerを使用することはできますか?
Snapmakerで印刷などを行う際にインターネット環境は必要ありません。USBメモリ内にSnapmakerで処理可能な形式であるファイルを入れるだけで印刷できます。
しかし、Snapmaker用のソフトウェアであるSnapmaker Lubanをダウンロードする際にインターネット環境が必要となります。
Snapmaker2.0の取扱説明書は日本語対応していますか?
はい。日本語に完全対応しております。
Snapmaker2.0に付属しているUSB差込口について教えてください。
こちらにSnapmaker Lubanで編集したデータ入りのUSBメモリを差し込むことで直接印刷することができます。
Snapmaker2.0に搭載されているカメラの役割を教えてください。
カメラを使い、安全な場所から画面を見て動きを確認することができるようになっています。
フィラメントの保管方法を教えてください。
フィラメントは高温多湿を避けて保管するようにしてください。
Snapmaker Lubanに関して
Snapmaker Lubanとは何ですか?
Snapmaker専用ソフトウェアで、印刷したいファイルをSnapmaker専用のファイル形式に変換するためのソフトウェアです。
Snapmaker Lubanを利用できるPCのOSを教えてください。
Windows、Mac OS、Linuxで利用することができます。
各OSごとのダウンロードリンク はこちらです。
Snapmaker Lubanは無料で利用できますか?
はい、無料でご利用いただけます。
3Dプリントに関して
Snapmaker 2.0は熱溶解積層方式ですか?
はい、フィラメントを融解させて積載するタイプのモデルとなっております。
一般的に熱融解積層方式の3Dプリンターは精度や仕上がりのクオリティが低いと言われてきましたが、Snapmakerは50ミクロンから300ミクロンまでの範囲の積載ピッチなので、高品質な印刷を実現させることに成功しました。
フィラメントが詰まった場合の対処法を教えてください。
Snapmaker2.0を起動させ、コントロールを押してください。次にコントロールのノズルを押し、モジュールのノズル温度を230℃まで上げてみてください。
この時、ノズルからフィラメントが出てくるまでゆっくりフィラメントを押してみてください。
上記対応でも解決できない場合は、下記の「ホットエンド部分の交換方法を教えてください。」を参考に、ホットエンド部分がフィラメントで詰まっているかどうかをご確認ください。
※デフォルトでは200℃までとなっていますが、230℃まで上げることができます。
ホットエンド部分の交換方法を教えてください。
1.3D印刷モジュールのボタン部分をスライドさせてください。そうしますと印刷ノズルの内部が出てきます。
2.写真1枚目の白丸部分のネジを緩めてください。ネジは六角の2.0mmのネジです。
3.ホットエンド部分(写真2枚目の白丸部分)が引っ張ると外れます。
4,ホットエンドとつながっている黒色のケーブルを引っ張ってください。そうしますと4pinのケーブル接続部分がありますので、これを外してください。
サードパーティ製フィラメントは使えますか?
はい。サードパーティ製フィラメントもご利用可能です。
直径が1.75mmより太いフィラメントは利用できないのでご注意ください。
印刷物を傷つけずに取り外すことはできますか?
Snapmaker2.0には土台にマグネットで設置されているしなりのあるプレートがついており、こちらを取り外すことで造形物を傷つけずに取り外すことができます。
また、プレートの下にはヒーターが付いており、急激な温度の下降による反り返りも防ぎます。
ヒーターに関しては大きいモデルほど熱分散で温度が下がりやすくなっています。
各モデルの造形できるサイズを教えてください。
A150が160×160×145mm、A250が230×250×235mm、A350が320×350×330mmの大きさの造形ができます。
A350はABSで印刷できますか?
A350はエンクロージャなしでもABS印刷ができます。
ノズルはどの程度種類がありますか?
Snapmaker2.0のノズルは、一般的な3Dプリンターと同じ0.4mmです。今後種類が増える予定となっております。
Snapmaker 2.0の冷却システムについて教えてください。
Snapmaker2.0には両サイドに送風システムがついており、効率的に冷却することができます。
A350のヒートベッドが80度以上対応になるようなアップグレードキットはありますか?
A350のベッドは、ベッドのPCBレイアウトを変更し、より高出力のモジュールを使用することで、80°C以上まで加熱できます。
ただし、電気代がかかるほか、 A350の最大加熱床温度である80°Cで印刷可能であることを考えると、推奨致しかねます。
ただし、電気代がかかるほか、 A350の最大加熱床温度である80°Cで印刷可能であることを考えると、推奨致しかねます。
レーザー印刷・カットに関して
ガラスのカットやエッチング加工はできますか?
レーザー印刷では、ガラスのカットやエッチングはできない仕様となっております。
レーザー刻印・カットの用途を教えてください。
刻印に関しては、フィギュア、ジグなどに使うことができます。
また、皮革にもレーザー刻印ができるので、お好みの模様の布を作るといったこともできます。
レーザーカットは布のカッティング・印刷ができます。
Snapmaker2.0のレーザー出力は1600mWです。
キャリブレーションの際の刻印がうまくできないです
この場合、複数の要因が原因として考えられます。
1.木材が土台にしっかり固定されいない。
Snapmaker2.0に付属されているシリコンストッパーでしっかり固定させてみてから印刷をお試しください。
2.素材の特性上刻印がうまくいかない
テスト用の素材が木材の場合、しなりが起きてしまい、土台に固定させてもうまく刻印できないことがございます。この場合、より分厚い木材にするか、素材を変えることで解決できます。
3.レーザーの高さが高い。
レーザーのキャリブレーションを行った際もし画面上で、「失敗」と表示されたら、「失敗」をクリックし、はっきりとキャリブレーションされている縦線を選択してください。選択しましたら、再度オートフォーカスを行ってください。こちらを繰り返し行うことで解決できます。
レーザーのキャリブレーションを行った際もし画面上で、「失敗」と表示されたら、「失敗」をクリックし、はっきりとキャリブレーションされている縦線を選択してください。選択しましたら、再度オートフォーカスを行ってください。こちらを繰り返し行うことで解決できます。
サードパーティ製レーザーモジュールを接続できますか?
ポートとモジュールの制御方法が同じではないため、不可能となっております。
彫刻する際に煙や匂いが生じます。
物質の表面を燃焼させると、有毒な煙や煙が発生します。
煙を外部に排出することを強くお勧めします。
Snapmaker2.0は金属を彫刻・カットはできますか?
レーザー・CNC共に金属を彫刻したりカットすることはできません。
Snapmaker2.0の彫刻・カットのできる素材について教えてください。
木材、合板、皮革、布、アクリル、竹、MDF、広葉樹、段ボール、紙などの素材に彫刻することができます。木材の場合は出力を上げればカッティングもできます。
また、レーザー切断の場合、段ボール、合板、アクリルがカットできます。
また、レーザー切断の場合、段ボール、合板、アクリルがカットできます。
レーザーの安全クラスに関して教えてください。
Snapmaker2.0のレーザークラスは「クラス4」となっています。
CNCに関して
CNCの回転軸のパワーはどの程度でしょうか?
50Wです。
削る際に削りカスは出ますか?
はい。CNC彫刻では削る際に削りカスが発生します。
しかし、X軸のモジュールと各ノズルとのアタッチメント部分が接着しているため、削りカスが溜まる、詰まるといったことはありません。
ドリルの回転数を教えてください。
6000〜12000RPM(秒速約100回転)となっています。
削っているときに振動は発生しますか?
いいえ、振動で本体が揺れるということはありません。安心してご利用ください。
サードパーティ製のドリルは使えますか?
ドリルの太さがER18コレットの規格でしたらサードパーティ製でも使用できます。
しかし、ドリルが太すぎる物ですと回転数が低くなってしまう可能性があります。
CNC彫刻の精度について教えてください。
精度に関しては非常に高く、細かいものまで作ることができます。回路基盤に彫刻をしたり、硬貨と同じ大きさのヒスイに模様を掘るといったことも可能です。
商品ページに作例が置いてありますので、ご確認ください。
CNC彫刻は連続使用できますか?
連続使用に関しては熱を持ってしまい、本体の損傷につながる恐れがあるため推奨致しかねます。
CNC彫刻を続けて使用する際は、時間が経ってから使用することをお勧めいたします。
Snapmaker2.0ではPCBを用いた製作はできますか?
Snapmaker2.0を使用して単層PCBの彫刻、およびフライス加工ができます。
どの程度の深さまで彫刻できますか?
CNC彫刻時に使用している刃の長さと同程度まで彫刻することができますが、15mmより深くカットすることは推奨致しかねます。
切削のドリルは最初から付属していますか?
ER11-A 1/8インチコレットとコレットナットが付属しています。0.5mmから6.35mmまでの直径の彫刻および切断ビットを行うことが可能となっています。
Snapmaker2.0のスピンドル速度がOriginalと比べて遅いのは何故ですか?
Snapmaker Originalと比較して、より安定した性能とより高い精度のために6000〜12000RPMのモーターが選択されたためです。